2009年06月17日

桃井かおりさん舞台挨拶レポート!

13日(土)に行われました舞台挨拶の模様を完全レポートです!超満員の客席を前に、桃井かおりさんの『USB』への愛情と、若き映画人への期待あふれる素敵な舞台挨拶となりました。どうぞお読みください。

usb0613_h485.jpg

司会:先週の土曜日より公開いたしました奥秀太郎監督最新作『USB』は、お陰さまで初日より大勢のお客さまにお越しいただいております。そして本日は素晴らしいキャストの皆さんが、ご挨拶に駆けつけてくださいました。
それでは、お呼びいたしましょう。奥秀太郎監督、主演の祐一郎役・渡辺一志さん、そして祐一郎の母親役で昨日ロサンジェルスから帰国されました桃井かおりさんです。拍手でお迎えください。

まず、桃井さんにお伺いしますが、奥監督と渡辺さんお二人との出会いは、2007年に奥監督が『カインの末裔』で、桃井さんが初監督作の『無花果の顔』でベルリン国際映画祭に参加された時とお聞きしました。そのときのお二人の印象というのはいかがでしたか?

usb0613_c005.jpg

桃井:そのときは、大きな映画会社がついていていっぱいのスタッフを連れてきている映画と、たった一人ぼっちでリュックを背負って自前で来ていた私たちがいました。それで、監督の映画を観たら「すごくおもしろくて、いいなあ」って思っていたので、道でばったり会ったときに、「何の映画の監督ですか?」ということで話しかけたのが最初です。映画祭は女優として行くのと監督で行くのは待遇が違っていて、非常に寂しい思いをしていたときなので、(奥)監督と情報交換をしたり、「私たちが勝ちたいですね」という話をしていました。

司会:そして、本作『USB』で出演依頼があったときはどのように思われましたか?

桃井:そのときに、監督が作る作品に出てみたいと思ったので、「こういう作品に誘って下さいよ」と言ったんですが、本当に誘うとは思ってなかったんで驚いたんですけど…(笑)。でも、参加してみて、現場はすごい温度なんですよね。暑苦しいということではなくて、落ち着き方がすごいんですよ。何といっても渡辺さんですからね。今までに経験のない温度の中に居るという、経験したことのない気持ちいい現場で芝居をさせて頂きました。そして、出来上がった映画を観たらすっごく好きな映画でした。俳優がみんな良くて、色んな温度でみんなが存在していて、すごく発散してキレてる人もいるし、私達みたいによどんでいる時間もあって、その全部の時間を通過している主人公がいるという映画のテーマがいいので、久しぶりに面白い映画を観たなと興奮した日でもありました。だから今日来ているんです(笑)。

司会:それでは、監督にお伺いします。桃井さんに出演依頼をされてOKを頂いたときのお気持ちはいかがでしたか?

usb0613_c008.jpg

監督:僕が高校生の頃から色々な映画を観ていて、自分にとって憧れのヒロインのような存在だったので、いつか自分の作品に出演して頂けるような人間になりたいと思っていました。ベルリンでお会いして、桃井さんからお言葉を頂いていたので、ダメもとでご連絡したところ、僕らもびっくりしたんですが、ありがたいお話を頂けたので、心から感謝しております!

司会:元々渡辺さんが息子役で、桃井さんが母親役という構想があったのですか?

監督:最初から桃井さんということではなかったのですが、まず最初に渡辺くんに脚本を見せて母親役探しを相談していくうちに、「是非桃井さんにお願いしたい」ということになったので、ダメもとでメールを書かせて頂き、出て頂けることになりました。

司会:実際に撮影現場というのはいかがでしたか?

監督:ほんとに夢のような2日間でした。何も僕が言うことがないというぐらいありがたい時間で、この映画は桃井さんがあってこそ出来上がった作品だと思っております。

司会:それでは、続いて渡辺さんにお伺いしたいと思います。渡辺さんも普段は映画監督としても活躍されていらっしゃいますが、今回は奥秀太郎監督、桃井さんなどみなさんが映画監督という現場で、かなり変わった雰囲気だったのではないかと思いますが、いかがでしたでしょうか?

usb0613_c009.jpg

渡辺:そうですね、今回の出演者の中で演出という立場に関わったことのある方が結構な割合、8割ぐらいだったかと思います。僕もそうですが、桃井さん、野田秀樹さん、やくざ役の大杉漣さんの子分で出演していた岸さんという方も監督をされていますし、梁英姫(ヤンヨンヒ)さんや大杉さんの娘役の江本さんも舞台の演出をされていたりと、みんな演出ということに関わっている方々が演技を独自の方法でされていたので、いわゆる役者さんにはない空気が出ていました。僕は全員の方と共演させて頂いたので、すごく楽しかったですが、その中でも特に桃井さんには本当にびっくりしました。桃井さんの前では言わなかったんですけど、一番やりやすかったんです。この映画の中で、たくさんの方と掛け合いをさせて頂いたのですが、本当のお母さんと話しているような感じがしたので、「役者さんはやっぱりすごいんだな」とその日の帰りにふと思った記憶があります。

桃井:はじめて渡辺さんのセリフを聞いたときに、私はすごく発声が悪い俳優で有名なんですけど、「今まで発声がよすぎたな」ということに気がついて(笑)、ものすごく緊張したのを覚えています。「もっと人間の音を出していないと、ここではなんか女優みたいにみえてしまうぞ」と思った記憶があります(笑)

司会:桃井さんにとって、渡辺さんも奥監督も新鮮だったということですか?

桃井:監督がやっぱりすごいんだと思うんですけど、静かで淡々とした現場でした。それで、現場に渡辺さんと2人で置いてきぼりにされて、スタッフが遠くにいるという印象なんですよね。だけど、映画を観たら大きく写っていてびっくりしました。いくらでも黙ったまんま2人でいるという感じだったので、おかしかったです。で、渡辺さんはいくらでも耐えられる人なんですけど、私は結構どうにかしようと安手に考えたりしてしまうときもありますが、あの現場はどんなに時間がかかっても構わない感じだったので、「巻きでお願いします!」みたいなテレビの軽さに慣れていたときにバシッと殴られたような気がして、いい感じでした。なので、あれから反省したので、またいい俳優になっていますよ(笑)

司会:桃井さんのお話を伺って監督はいかがですか?

監督:いやいや、本当にありがたいです(笑)。僕はいつも怒られることが多いので、そのように言って頂けてそわそわしています。本当に繰り返しにはなりますが、ありがたいの一言です。

司会:映画『USB』を製作するにあたり奥監督は、「見てみぬふりをする、あえてさける、くさいものにふたをするのが大好きな日本人」に対して、「いいかげんにしろ!」という憤りの気持ちが、ひとつの大きな動機と書かれています。桃井さんは現在、東京とロスにご自宅があり、日本とアメリカの両国で俳優としてお仕事をされていますが、何か感じられるところがありますでしょうか?

桃井:もうアメリカだからとか日本だからとか関係なくて、何が面白いかということや何に興味があるかということが私たちには一番大事なことになっているので、この映画が投げかけているテーマはすごく鋭くてきつい映画だけど、淡々としていたり、そのシーンそのシーンが面白かったりするんです。私は各シーンにウケてゲラゲラ笑っていましたが、後で雪のシーン辺りでゾッとするぐらい反省して、涙ぐみそうになりました。なんかボクシング映画を観たような感じで、男泣きするような感じ方をさせられました。説教臭さもないし、自虐的ですしね。渡辺さんには敵わないと思いますが、「この作品をショーン・ペンがリメイクしたいと言うんじゃないか」ってさっき言っていたんですよ。何かそんな感じの新しい映画だと思います。

司会:それでは、最後に来週は父の日ということで、今日ここにはいらっしゃいませんが、映画監督役でご出演の、今一番happyなパパ野田秀樹さんに、監督からお祝いのメッセージをお願いします。

監督:本当に普段お世話になっている野田さんがこうして全てを手に入れられて(笑)、ファンとしてもまた今後の作品を楽しみにしていますし、何でも手伝わせて下さいという感じです。おめでとうございます!

司会:それでは、最後にみなさまにメッセージをお願い致します。

監督:本当に今日はこんなに多くのみなさまに集まって頂いて、『USB』という作品を観て頂けたことに心から感謝しております。今日はどうもありがとうございました。

司会:以上をもちまして、舞台挨拶を終了致します。みなさまありがとうございました。

usb0613_h534.jpg

最後に、シネマライズのロビーで記念撮影!「U」「S」…「V」?「B」を作れなかった監督でした…

『USB』公式サイト
『USB』公式モバイルサイト
posted by USB staff at 15:27| USB情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

6/13(土)舞台挨拶チケット発売中!

6/13(土)舞台挨拶のチケット、ただいま好評発売中です!
桃井かおりさんはLAから久しぶりの帰国となります。この貴重な機会に、ぜひご来場ください!

◆日時 6月13日(土)4回目(17:20)上映後/5回目(19:30)上映前
◆会場 渋谷・シネマライズ B1
◆登壇者 奥 秀太郎監督、渡辺一志、桃井かおり、他


※登壇者は当日に予告なく変更することがございます。
※舞台挨拶の回は、本編からの上映です。

【鑑賞券について】
シネマライズは全席指定、定員入替制となります。
鑑賞券は、チケット売場にて発売中です。
WEB券はシネマライズHP・TOPページのチケット購入ボタンより、またモバイル券は携帯サイトからもお求め頂けます。
特別鑑賞券(前売券)をお持ちのお客様も、チケット売場にて座席指定の鑑賞券へのお引き換えが必要となります。
鑑賞券ご購入後またはお引き換え後の変更、払い戻しは出来ません。

※混雑状況によりご購入枚数を制限させて頂く場合がございます。
※当日、場内でのカメラ(カメラ付き携帯を含む)、ビデオによる撮影・録音・録画は堅くお断り致します。

『USB』公式サイト
『USB』公式モバイルサイト
posted by USB staff at 19:13| USB情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

公開初日レポート[ドキュメント編]

『USB』シネマライズ公開初日をドキュメント!写真で振り返ります。

usb0606_003.JPG

朝は本降りの雨。心配なスタートとなりましたが、やがてシネマライズ前には行列ができ始めます。早々に舞台挨拶の回は完売に!

usb0606_016.JPG

混雑するロビーの様子。もうすぐ上映がはじまります。

usb0606_014.JPG

初回の上映を鑑賞したお客さんの前で舞台挨拶!あたたかい拍手をいただきました。

audi0606_1.jpg

客席は超満員!それぞれの思いを噛みしめながら…

usb0606_d2-028.JPG

舞台挨拶が終わるころには晴れて過ごしやすいお天気に!『USB』のチケットを求める方が次々にシネマライズを訪れます。観終わった人々が感想を語り合う姿も。

usb0606_d2-004.JPG

これはかなりレアな2ショット!舞台挨拶が終わってホッとした様子の奥秀太郎監督と渡辺一志さん。

usb0606_d2-041.JPG

夜まで、シネマライズ前の人だかりは途絶えることがありませんでした!お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

映画『USB』は渋谷・シネマライズにて絶賛公開中です!!

『USB』公式サイト
『USB』公式モバイルサイト
posted by USB staff at 21:35| USB情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。