2009年06月07日

[USB 5.0]前夜祭レポート

さまざまな角度から『USB』&奥秀太郎監督の魅力に迫る公開記念イベント【USB 5.0】@Apple Store, Shibuya、最終夜は渡辺一志さんをお迎えして、監督×主演対談となりました!

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渡辺 「1時間やるんですよね、これ…。持つんでしょうか。ものすごく心配なんですけど」
 「いやいや、意外と持つものですよ。僕が言うのもなんですけど」
渡辺 「あ、4日間やってみてそういう感触ですか」

心配を抱えながら、おそるおそるトークスタートです。

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 「『USB』を最初撮り始めたときはどうなるんだろうと思いましたよね」
渡辺 「"どこかで終わっちゃうんじゃないかなぁ"とか」
 「危なかったですねぇ」
渡辺 「初日に終わったなと思いましたね」

2人とも多くは語りませんが、クランクイン当日に何かあった模様…
奥監督の現場には予想のつかないトラブルが多発することで一部に有名です。

これまでに3作の奥監督作品に出演されている渡辺さん。『USB』では奥監督の進化を感じ取ったようです。

渡辺 「この間たまたま『日本の裸族』の予告をYouTubeで見たんですけど、"よくここまで来たな"って思いました」
 「ほんとに渡辺くんのおかげだと思ってます。当時は「音声さん」て人がいるってことも、頼み方も知らなくて、紹介してもらったり」
渡辺 「『USB』でもガンエフェクトの方をご紹介しました。『日本の裸族』のときは監督しかいないような状態だったのが、『カインの末裔』では音声さんもそうだし、制作部・美術部とかちゃんとスタッフが居て。奥監督の作品に昔から出ていた今奈良孝行さんが"渡辺さん!マイクがあるんですけど、すごくないですか?"ってびっくりしてましたよ」
 「作品を追うごとに…いろんなスタッフの方に入っていただいてるし、クオリティも上げていきたいと思ってます」
渡辺 「『USB』は、完成したものを観ても、いろんな意味で「これは映画だ」って言えるものになってますね」

普段は映画監督として活動されている渡辺さんですが、俳優としての"演技"についても語ってくださいました。

渡辺 「今回はキャストとして関わっているので、インタビューなんかでは当然、演技について聞かれます。僕は役者じゃないので演技できません。この場合の"演技"っていうのは驚いたリアクションだとか喜怒哀楽を表情で表現する、いわゆる"演技らしい演技"のことなんですけど。それは僕は無理なので(笑)、できるだけ編集で処理してくださいってお願いして、あくまで素材として自分自身を捉えて臨みました」
 「ある意味、演技しない演技って役者の究極系っていうか、誰もがやりたくてもできないところなのに、渡辺くんは最初からそこに到達してるっていうのがすごいですよ。僕の昔の作品では舞台の役者さんの演技を映画に持ち込もうとしてたけど、今はいかに演技に見せないかっていう自然さに惹かれてますね」
渡辺 「奥監督は『カインの末裔』ではじめて、そういう意味での"映画"を意識しはじめたのかなと思っていて。最初に電話をもらったときに、"[映画]が撮りたい"って言われたんですよ。"いや、もう撮ってるじゃないですか"って言ったら"いや、映画らしい映画を撮りたいんです"と。『カインの末裔』では前の舞台的なテイストも少し残してたものが、『USB』では完全に"映画"のアプローチだなと試写を見て思いました。

奥監督の頭の中には、次回作、次々回作と、作品の構想がひしめいています。渡辺さんに演じてもらいたい役もあるようで・・・

渡辺 「今回、撮影スケジュールがとびとびだったので髪型を維持するのが結構大変だったんですよ。だから"次は坊主にした方が楽じゃない?"なんて、うっかり前向きな話をしちゃったんですよね…。最近思うんですけど、どっちみち断れないんだったら前向きに考えた方がいいのかな、なんて。前に(奥監督に出演を)断ろうとして、"スケジュールが"って言ったら、"待ちますんで"って言われてしまって断れなくなっちゃったんですよ(笑)。
 「たぶん、桃井かおりさんも同じことおっしゃるんじゃないですかね」
渡辺 「そうそう、だから奥監督のオファー断るのにスケジュールは理由にできないんですよ」
 「そう言われたら"スケジュール以外はOK"っていう風にポジティブに捉えますからね」
渡辺 「だから"内容がありえない"っていう以外に断る方法はないんです(笑)」
 「"こんなのできねぇ!"ってね(笑)」
渡辺 「『カインの末裔』のときは脚本が面白かったので、逆に"もっと人気のある役者さん使った方がいいんじゃないですか"って具体名まで挙げて提案したんですけど、聞き入れてもらえませんでした」

そして『USB』のメイキング写真を見ながら、撮影時のエピソードトーク。渡辺さん、共演者の方々との思い出は?

渡辺 「桃井さんには"今までの息子(役)の中でいちばん息子っぽい"とお褒めの言葉をいただきました」
 「ほんと、リアルな親子に見えました」
渡辺 「あとは、大森さんは医者役で台詞も多くて現場ではあんまりおしゃべりできなかったんですけど、"渡辺くんと『プリズンブレイク』の話ができて嬉しかった"っておっしゃっていたと最後にマネージャーさんが伝えに来てくれました(笑)」

その後、できたての『USB』グッズを初出しでご紹介して、思えばあっという間の1時間でした。
『USB』&奥秀太郎監督の直前5日間予習講座となりました[USB 5.0]、アップルストア渋谷へご来場いただいた皆様、ありがとうございました!そして来られなかった方も、予習として、または『USB』を観たあとの復習として、他の日のイベントレポートの方も読んでいただけたらうれしいです。
6/1 藤井洋さん×奥秀太郎監督
6/2 DVJ BUZZ TV×倉田良太さん(REDユーザーJP)×奥秀太郎監督
6/3 岸建太朗さん×奥秀太郎監督
6/4 奥平賢浩さん×奥秀太郎監督

『USB』公式サイト
『USB』公式モバイルサイト
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